『ウミガメのスープ』カプリティオ視聴者問題集（Part111～115）

傘をさした女を見た男は頭を抱えた。
一体なぜ？

男が自宅から出ようとすると、窓から傘をさした女を見かけた。
女の傘はひっくり返っており、相当風が強いことが伺える。
実はカツラを付けている男は、めったなことではとれないだろうと思いながらも、カツラを押さえながら出かけることにしたのだった。

男は女から知らせなくて良いと言われがっかりし、別の女から知らせて欲しいと言われ喜んだ。
一体どういうこと？

路線バスに乗ってお出かけ中の男の子と母親。
「ママ、ボタン押したい」「終点で降りるから押さなくていいのよ」。
すぐ後ろの座席でその会話を聞いたおばあさんが優しく声をかける、「ボク、わたし次で降りるから押してちょうだい」。
「うん！」男の子は喜んで降車ボタンを押し、母親はお礼を言うのだった。

ある男は、つかまらないためにある施設に行った。
その帰りにつかまった。
一体なぜ？

ある男は、最近高齢者の運転による交通事故が多いことを知って、免許証返納のために警察署に車で向かい、帰りに車を運転したところ、無免許運転で逮捕されたのだ。

彼は早く彼女に会いたかったので呼び鈴を鳴らしたが、居留守を使われてしまった。
それはなぜ？

彼はあわてんぼうの新人配達員。
そしてここはオートロック付きのマンション。
本来ならば1階エントランスにあるカメラ付きインターフォンで在宅を確認してから入るべきところを、彼は同じマンションの住人が入ると同時に入ってしまい、直接玄関前に来てしまったので、彼女は「エントランスをすり抜けて入ってきた不審者」だと思って居留守を使った。

その日は暑かったので、女は歯医者に向かった。
一体なぜ？

女は仰向けに寝転びながらスマホを操作していた。
その日はひどく暑く、手のひらにも汗をかくほどだった。
「あっ...」
女が危ないと思ったときにはもう遅く、スマホが顔に落ちて歯が欠けてしまったので歯医者に向かうことになったのだった。

男は、自分の曲がテレビでたくさん流れたので落胆した。
一体どうして？

イントロクイズの番組で男のヒット曲が流れた。
しかし出演者は誰一人答えることができずに、歌は流れ続け時間オーバーとなった。
男は誰でも知っているだろうと思っていたので、落胆した。

女が食事の後片付けをすると、男は怒りだしてしまった。
一体なぜ？

育ち盛りの男の子は回転寿司で食べる皿の枚数が増えていくことを成長の喜びとしていた。
今日も母親と一緒に回転寿司へ行ったのだが、食べた枚数を数える前に、母親が2人分の皿をまとめて重ねてしまった。
そのため、男の子は怒ってしまったのだ。

とある作家は小鳥を飼っていたので、とある少年の夢が叶ったことを知った。
一体どういうこと？

彼は飼っていた小鳥を亡くしたため、小さな墓を作ることにした。
そこで庭の片隅を掘ると、缶が埋まっているのに気がついた。
それは彼が少年だった頃にタイムカプセルとして埋めたもので、中には「未来の自分」に宛てた手紙が入っていた。
彼は何を書いたか覚えていなかったが、そこに「小説家になりたい」という一文を見つけ、少年時代の自身の夢が叶えられていたことを知ったのだった。

女は、腹を満たすために靴を買った。
一体どういうこと？

一人暮らしの女は、一人でピザを注文することに抵抗があったので、安い靴を買い玄関に並べることで、一人で注文したわけではないというアピールをして宅配ピザを頼み、食べたのだった。

皆が同じ歌を歌ったところ、歌詞が人によってバラバラだった。
しかし誰も不思議に思わず拍手が起こった。
一体なぜ？

突然、「ハッピバ～スデ～♪」とケーキが登場。
友人知人達によるサプライズだ。
しかし、「ディア◯◯～♪」が名前、ちゃん付けやあだ名だったりと足並み揃わず。
少しグダっとなりつつも拍手の中、私はロウソクの火を吹き消したのでした。

男は人気の動画を見たことで後悔した。
一体なぜ？

時刻は深夜。
男はYouTubeで人気の飯テロ動画を見ていた。
誘惑に負けてしまった男は、深夜にも関わらず、ついつい夜食を食べてしまった。
後日体重が増えていることに気付いた男は後悔した。

男が女を怒らせたのは、昨日の夕食を自炊しなかったからだという。
一体どういうこと？

今日は彼女とデートの日。
寝坊し遅刻寸前だが、今来た電車に乗ればギリギリ間に合いそう。
改札を抜けようとしたその時・・・「ピンポーン！」チャージ金額が足りなくて通れない！
昨日、自炊せずにコンビニ弁当を電子マネーで支払ってしまったが故に、金額が足りなくなってしまったのだった。
結果的に電車に間に合わず遅刻し彼女に怒られてしまった。

忘れ物をした女は、男がカレーを食べたことでカードしか使うことができなかった。
どういうこと？

マジシャンの女は、マジックの際に使用するハンカチを忘れたことに気づいた。
アシスタントの男に私物のハンカチを借りようかとも思ったが、男は昼にカレーを食べ、かいた大量の汗をハンカチで拭ったという。
さすがにそれを使う気になれなかった女は、トランプカードを使うマジックしか披露することができなかったのだ。

男は店側のミスに気付いたが、満足そうに品物を受け取った。
一体どういうこと？

舞台はサイゼリヤ。
メニューの間違い探しに挑戦した男は、注文が届くまでに10個の間違いを見つけ、晴れやかな気持ちで食事にありついたのだった。

男は楽しむためにお金を払ったが、お金を払ったことで楽しみが減った。
一体どういうこと？

男はモノマネ番組好きのテレビっ子。
毎年欠かさず観ているモノマネ番組で「ありがちなアプリ広告のモノマネ」が披露されていたが、男はあらゆるアプリで課金して広告非表示にしていたので元ネタが分からず、笑うことが出来なかったのだった。

迷子になった女は、仕方なくコーヒーを買うことにした。
一体なぜ？

地図アプリを開きたかった女は、データ容量がないことに気付き、無料Wi-Fiを借りるため近くのカフェで仕方なくコーヒーを買ったのである。

男はあらゆる手を尽くしたが、最後まで首を縦に振らせることはできなかった。
そして女は満足気に寝た。
何があったのか。

男は2段ベッドに寝ている兄。
夏場は寝苦しいため、扇風機をつけているが、下の段の妹にしか風が当たらない。
そのため、扇風機の風が上にもくるようにあらゆる手を尽くしたが、家の扇風機が首を縦に振ることはなかったのだ。
そして妹は涼しい風を浴びて満足気に眠りについたのであった。

公園でのんびり休日を満喫していた男は近くにいた老人を見て、酷い休日になったと嘆いた。
いったいなぜ？

公園のベンチで老人と並んで座っていた男。
老人が立ち上がると、彼の背中にはペンキがべったり。
そのペンキが渇いていない同じベンチに座っていた男は自分の状況を察し、酷い休日になったと嘆いたのだ。

寝ている男は、やがて自分が宙に浮いてしまうことに気付き落ち込んだ。
いったいどういうこと？

風邪を引いて寝込んでいる男子高校生。
熱に浮かされながらふと気付く、そういえば今日って卒業アルバムの集合写真を撮る日じゃないか。
自分だけぽつんと右上に載るのかとため息交じりに寝返りを打つのだった。

男は脱出するため数字を入力したあと鍵をまわした。
しかしその直後男は間違いに気づき脱出できない事に絶望した。
いったいどういうことだろう？

男は駐車場に停めた車を出す為に精算機に番号を入力して料金を払った。
そして、キーを回して車を出そうとした時にロックが解除されてない事から隣の番号を入力し隣の車の料金を払ってた事に気付き絶望したのだった。