『ウミガメのスープ』カプリティオ視聴者問題集（Part106～110）

食事をしようと考えた男は、電子レンジに何も入れず電源を入れた。
いったいなぜ？

カップラーメンを食べようと考えた男は手元に時間を計るものがないことに気付き、電子レンジのタイマーを3分に設定して時間を計ったのだ。

女が広場に行くと、存在しない男がよく現れるという。
一体どういうことだろう？

女は駅前広場に行くと、見知らぬ男性からよく声をかけられる。
彼女はそれを煩わしく思っており、恋人がいない時にも「彼氏がいるので」と言って誘いを断っていた。
その度に、彼女の言葉には、現実に存在しない恋人が現れることになるのだった。

目の前の男が手をかざしたせいで、女は電話をした。
いったい、なぜ？

女が外を歩いていると、目の前の男性が「雨か？」と手をかざした。
うっかり天気予報を見ずに洗濯物を干して出掛けてきてしまった女は、まだ家にいるであろう旦那さんに「洗濯物を取り込んでくれない？」と電話したのだった。

眼鏡をかけなくなった男は、掃除をはじめた。
いったいどういうこと？

コンタクトレンズをつけるようになった男。
コンタクトレンズをつけたまま風呂に入ったところ、それまでは裸眼で気が付かなかった風呂場の細かい汚れがはっきりみえるようになった。
普段から洗っているつもりが意外と汚れていたことに気づいたことで、男は風呂場の掃除をはじめるのだった。

男は、運ばれてきた料理を拒否した。
その瞬間、拍手が巻き起こった。
いったいなぜ？

男は友達と一緒にわんこそばに挑戦しており、周りがギブアップする中で一番長く食べ続けているところだった。
お椀のふたを閉めてストップをかけたことで、記録が確定し、友達からは賞賛の拍手が送られたのだ。

彼女が待っているので、一刻もはやく彼女の元へ到着したい男。
しかし男は、その場所へまっすぐ向かうのではなく、少し遠回りをしていくのだという。
一体なぜ？

その日は学校の体育祭。
クラス対抗リレーの走順が、男の次が彼女なのだ。
彼女の元へトラックを横切って行くのが一番はやいのだが、それは勿論ルール違反。
男はトラックを回って向かうのだった。

先頭にいるタカシは、真後ろに人が来たことで、安心したのだという。
一体、どういうこと？

タカシは関西へ来た他県民。
関西の習慣に合わせてエスカレーターの右側に立ってみたところ、後ろの人が自然に列に続いたことで安心したのだった。

一番後ろにいるよう指示されたアキノリが、自分勝手に先頭に来たので、列にいた他の人は喜んだ。
一体どういうこと？

目の悪いアキノリが、学校でくじ引きによる席替えをして一番後ろの席になった。
しかしアキノリが「黒板の字が見えないので、前の席にしてください」と言って一番前の席に移動した。
その結果、少しでも後ろの席がいいと思っていた同じ列の生徒は、自分の席が後ろにずれたので喜んだのだった。

女は男にお願いをした。
男はそれを叶えてあげようとしたが、女の願いが叶う直前で、女は願いを叶えるのをやめるように男に言った。
いったいどういうこと？

女はタクシーで目的地に向かったが、到着目前の場所でメーターが上がる前に「ここでいいです」と目的地に到着する前にタクシーを降りたのだった。

男が時計の音を聞いたことで多くの人の仕事がやり直しになった。
一体なぜ？

ドラマ撮影中の男性俳優。
本番中に「グゥ～」と大きな腹時計が鳴ってしまいNGに。
いつもクールに演じる彼の可愛らしい失敗に現場は笑いに包まれ、撮影スタッフや共演者は撮り直しの準備をするのだった。

男は人を騙して金を得ていたが、その相手の中には、騙されていることを確認した上で金を渡す者もいた。
一体どういうこと？

男は料理店を営んでおり、その人気メニューは「シェフの気まぐれサラダ」だった。
しかし、実際にはその内容は日替わりとなっており、本当にその場の気まぐれで作っているわけではなかった。
客の多くもそれを承知していて、今日はどんなサラダなのかを確認した上で注文していたのだ。

女は好きな男から近寄らないようにお願いされたが、そのお願いに女はワクワクした。
いったいどういうこと？

男はアニメの主人公であり、女の推しキャラ。
テレビには「（主人公）からのお願い・・・テレビを見るときは部屋を明るくして離れて見てください」と書かれていた。
これからアニメが始まることに女はワクワクした。

男は女が手を挙げたのでその場から逃げることにした。
すると、女は男に感謝をした。
一体なぜ？

男と女はバスに乗っていて窓側の女性が「次止まります」のボタンを押した。
通路側の男性が通りやすいように席を離れたので感謝されたのだった。

男は見知らぬ女がお祝いされていたのでショックを受けたという。
なにがあった？

昼食にお気に入りのラーメン店に行こうとした男。
しかし店の前まで来ると、そこにラーメン店はなく代わりに開店祝いの花が並んだ女の経営するケーキ屋ができていた。
男は大好きなラーメン店が女が経営するケーキ屋になっていたことを知りショックを受けたのだった。

キレイになれなかった女は冷蔵庫に向かった。
一体なぜ？

女はお風呂に入ろうとするとシャワーが出ないことに気付いた。
水のトラブルに困った女は、電話番組を確認するために冷蔵庫に貼った修理会社の広告の磁石を見に行ったのだった。

大好物の筑前煮を注文した男は、大好きなサッカーが出来なくなった。
一体なぜ？

中学生の男はお弁当のおかずに大好物の筑前煮を入れてくれとお母さんにお願いした。
約束通り入れてもらった男はわくわくしながら学校に向かったが、学校に着きカバンを覗くと筑前煮の汁が盛大に漏れ、体操服が茶色になってしまっていた。
茶色い体操服が恥ずかしかった男は、体操服を忘れたことにし、体育の授業には参加しなかったのだった。

男は注文していたものが、思ったより早く手元に届いたことでショックを受けた。
いったいどういうこと？

野球部の男は、練習のためにバッティングセンターへ向かった。
マシーンから自分の指定した速度の球が放たれたが、自分が想像していたよりも速く感じたため、より一層努力すると決意したのだった。

男は世間体を気にするあまり、赤信号を守るのがバカらしくなってしまった。
なぜだろう。

男は最近体型を気にしてランニングを始めた。
せっかくのランニングが信号に邪魔されてしまうのでいっそ赤信号を渡ってしまいたい衝動に駆られたのだった。

女は、覚悟を決めて1年ぶりに男と会話をした。
その結果、ごみを半分にすることができた。
一体なぜか。

美容師との会話を苦痛に感じるため、美容室が苦手な女。
伸ばし続けて傷んだ髪を見て覚悟を決め、1年ぶりに美容室に行き、半分ほどバッサリとカットしてもらった。
その結果、風呂場の排水溝にためる髪は、それまでの半分の量になったのだった。

夢を見て契約を交わした男は、嬉々として帰る直前にその契約を破棄することを決めた。
いったいどういうこと？

男は病院でAGA治療の契約をした。
去り際に、医者がお礼を言うため頭を下げたところ、頭頂部が薄いのを見て、「この人の腕本当に大丈夫か？」と不審に思い、治療をやめる判断をしたのだった。