『ウミガメのスープ』カプリティオ視聴者問題集（Part101～105）

ダイスケは約束を果たすことができなかったが、咎められるどころか、仲がより深まることとなった。
一体、なぜ？

数年前、ダイスケは父親と「成人したらサシ飲みしよう」と約束していた。
18歳になったダイスケは法改正により成人となったが、酒を飲むはできない。そのことを父に伝えると、父は約束を覚えていたことに感激したのだった。

これはうまいと言った女は、それはまずいと返された。
一体、なぜ？

経口補水液を「甘くて美味しい」と発言した女。
経口補水液を甘く感じるのは水分不足であるため、友人に「それはまずいよ」と心配されたのであった。

男はやる気に満ちて活動を始めたが、すぐに辞めたくなった。
一体、なぜ？

男が始めたのは婚活。
素敵な結婚相手を見つけて、辞めようと思ったのだった。

食事中の男に違和感を覚えたので違和感について尋ねると、その男は戦いの準備だと語った。
一体、どういうこと？

男は、息子が食事に割り箸を使っているのに違和感を持った。
理由を聞くと、捨てずに溜めて割り箸鉄砲を作り、友達と遊ぶのだという。
「新品は勿体無いから、一回使って洗った割り箸で作りなさい」と言われていたのだ。

女は男に場所を尋ねて回答をもらえたが、女はお礼を言わなかった。
それどころか男がお礼を言ったという。
一体、なぜ？

エレベーターでボタンの前に立つ女は「何時ですか？」と尋ね、両手に荷物を持つ男は「10階です」と答えた。
お礼を言うのは男のほうだった。

女はやっとのことで手に入れた書物をバラバラに分解し他人に売りさばいた。
一体、なぜ？

アイドルオタクの女は推しが表紙に載っている雑誌を本屋を数軒回りやっと手に入れたが、推しが載っているページ以外はいらないので、分解して残りのページをフリマアプリで売ったのだった。

ついこの間までAさんは、既に亡くなっているBさんにいつでも会うことができた。
しかし、車が通り過ぎてから、Ｂさんと会えなくなってしまったという。
一体、どういうこと？

亡くなったＢさんを見たくなったＡさんは、ストリートビュー機能を使用し、いつでもネット上で見ることができた。
しかし、撮影車が新たにその道を通ったことで、ネット上のデータも更新され、Ｂさんの姿を見ることはできなくなった。

男は、今まさにしていることを将来の夢だと言った。
しかしそれを聞いた人は全く疑問に思わなかった。
一体、なぜ？

男は野球少年で、父親に連れられ甲子園球場に来ていた。
そこで少年は「高校生になったら甲子園に行きたい」と夢を語ったが、当然それは観客でなく選手としてという意味であり、父親が疑問に思うことはなかったのだ。

ユウジが飲酒運転をしたので、外出をしていたケンタは出費を抑えることができた。
一体、なぜ？

一ヶ月の長期出張に出たケンタは、家を出る際に自宅の空調を切り忘れてしまった。
その後、ユウジは飲酒運転により電柱に衝突してしまった。
ケンタの家は一時的に停電になってしまい、空調が稼働しなくなって電気代が抑えられたのだ。

女は、知らない男から身に覚えのない思い出話をされ困惑した。
一体、なぜ？

女は古着屋で見つけたおしゃれなロゴのTシャツを着て出掛けたが、それはとあるバンドのロゴだった。
男はそのバンドのファンで、女もファンだと思い込み「来日公演行きました？」と話しかけてしまったのだった。

男は、彼のために集まってくれた人々に対して、嘘をついてその場を離れ去った。
後に彼の嘘が明らかになると、人々は喜んだ。
一体、どういうこと？

男はバンドのボーカル。
ライブ終盤「これが今日の最後の曲です」と言って曲を披露し、ステージを後にした。
その後、アンコールに応えてステージに戻り、用意していた曲を披露したので、ライブに来たファンは喜んだのだった。

男は黄色い字を見て、赤色だと思った。
一体、どういうこと？

男は授業を受けている生徒。
先生は重要単語を黒板に黄色いチョークで書いた。
それを見た男は、ノートに赤いペンで板書を写そうと思ったのだった。

愛に乾いた男は、水分を求めた。
一体、どういうこと？

恋に落ちた男は意中の相手に告白しようとラブレターを送ることにした。
いざ投函する際に、切手を貼り付けるための湿ったスポンジを探したのだった。

女は、男がセルフではないガソリンスタンドに入ったので別れることにした。
一体、なぜ？

男は、嫌煙家の彼女に禁煙すると約束していたのだが、ある日のドライブデート中ガソリンスタンドで灰皿交換のサービスを受けている彼氏を見て、約束を破っていると思い、別れることにした。

期末テスト最終日、女は終了時間まで筆記用具を持たずに過ごし、最後に何も記入しないまま紙を出して帰ったが、それは女にとって満足のいく結果だった。
一体、なぜ？

期末テストが終了し勉強から解放された女は、自分へのご褒美としてケーキバイキングの店へ行った。
制限時間終了まで好きなだけケーキを食べ、紙幣で料金を支払って帰宅。
女は思う存分ケーキを食べられて満足だった。

ある日、男は「送っていくよ」と言い彼女を目的地まで送り届けた。
その後、男は死んでしまったが女は喜んだ。
一体、なぜ？

男とその彼女は男女混合の草野球チームの一員で、送りバンドで自分はアウトになったが、塁に出ていた彼女を進塁させたので喜んだのだった。

女が洗濯をすると、女の服が1着増えた。
一体、どういうこと？

女は誤って夫のセーターを洗濯してしまい、セーターは縮んでしまった。
女が謝ると「安物だからいいよ。でも君なら着られるんじゃない？着られそうならあげるよ」と言われた。
試しに着てみるとなんとぴったり。
部屋着としてありがたくもらったのだった。

障害に直面した男は穴を開ける事で事なきを得た。
一体、なぜ？

大規模な通信障害によりスマホでの連絡ができなくなった男。
運良く公衆電話を見つけたが小銭を持ち合わせていなかった。
いざという時のためにテレフォンカードを持っていたため、連絡をする事ができ、事なきを得た。

暫く動かなかったモノが、動いた瞬間に女は不機嫌になった。
それはなぜか？

女が空気清浄機の前を通過した際に、空気清浄機が作動し、「私が臭いから起動したんかい！」と不機嫌になった。

和食好きなカメコの夕食が珍しくカレーだったので、カメオの壮大な嘘がバレてしまった。
いったいどういうこと？

カメオは顔出しNGの女性のふりをして活動しているインフルエンサー。
ある日珍しく夕食としてカレーを食べることにした。
いつものように写真を撮ってカメスタグラムにアップすると、通知が鳴りやまなくなった。
カレーに添えられた銀のスプーンに、自分の顔がくっきりと写ってしまっていたのだ。
こうしてカメオのインフルエンサー活動に終止符が打たれたのだった。