『ウミガメのスープ』カプリティオ視聴者問題集（Part1～5）

ある男が女と歩いているときに、「お前が言ったことは嘘だったんだな」とつぶやき、泣き出してしまった。
何故？

男が歩いていた場所は結婚式のバージンロード。
男は女の父親で、子供の頃に女が言った「大きくなったらパパのお嫁さんになる！」という今では噓になってしまった言葉を思い出し、涙を流したのだった。

男は望まない部屋に入り、それから泣き出してしまった。
しかし、部屋を出る時男は微笑んでいた。
一体どういうことだろうか？

男は恋人に誘われ、自分の好みではない映画を嫌々ながら見ることになった。
しかし、その映画は素晴らしい感動作で、男は号泣してしまった。
上映が終わった後、男は「いい映画に出会った」と嬉しそうに微笑んだのだった。

私はその本の販売がとても楽しみだったので、注文をキャンセルすることにした。
どういうことだろうか？

私は本の販売を知ってすぐAmazonで注文したが、その本は細かいデータがぎっしり詰まったものらしい。
老眼の私は紙の書籍をキャンセルし、電子書籍で拡大して読もうと思ったのだ。

男は女と同居していたが、ある日、男が仕事場から子供を連れてきたため三人での同居生活が始まった。
これはいったいどういう状況だろうか？

この話はずばり『竹取物語』。
男は竹取の翁、女はおばあさん、連れ帰った子供はかぐや姫。

二人の男が向かい合っていた。
一人の男がナイフで切りつけると、もう一人の男はその傷を見て喜んだ。
なぜ？

男は部屋の柱にカッターナイフで傷をつけることで息子の身長を記録していた。
傷を見比べることで昨年より身長が伸びたことに気付き、息子は喜んだのだった。

喧嘩をしたので二人は付き合うことになった。
一体、どういうこと？

近所に住む見ず知らずの男女がたがいに犬の散歩をしていた。
すれ違いざまにたがいの犬が喧嘩し、それをきっかけに二人は顔見知りになった。
以来二人は意気投合し、付き合うことになったのだ。

整形外科医のカツヤは指示通りの顔にできなかったが満足した。
一体、何故か？

カツヤは正月に甥っ子たちと福笑いをしていた。
指示通りの顔を作ることができなかったが、子供たちが大笑いしているのを見て満足した。

ひっしり埋まっている明日のスケジュールを見た男は、明日1日のんびりできることを思い出した。
一体、どういうこと？

男は新聞配達員。
新聞にはふつう配達された日の番組表しか載っていないが、今日の新聞には明日の番組表も載っていた。
男は「明日は休刊日か」と気付き、明日のんびりできることを思い出したのだ。

男は、書きかけの文をそのままにして床に就いたが、以降その続きを書こうとはしなかった。
一体、何故？

少年はクリスマスイヴの夜にサンタクロースへの手紙を書いていたが、書いている途中で眠ってしまった。
翌朝、少年の手紙は机から消え、枕元にプレゼントが届いていた。
少年は手紙のことなど忘れ、プレゼントを開け始めたのだ。

男は車で5時間以上かけて観光地までやってきたにも関わらず、観光もせずにその翌日に帰ってしまった。
これはどういう状況だろうか？

男は箱根駅伝の監督である。
1月2日は伴走車に乗って5時間以上の往路を制覇した翌日、復路に出発したのだ。

刃物片手に泣く男を見て、女は「私も手を汚さなければならない」と悟った。
何故か？

台所には涙を流しながら玉ねぎを切る父の姿があった。
どうやら今日の夕食はハンバーグのようだ。
「となれば、こねるのは私の役目」と娘は早速準備に取り掛かった。

いつも早く帰ってきて喜ばれる男が、その日はいつもより遅く帰ってきていつも以上に喜ばれた。
これは一体どういうこと？

男はプロ野球選手で、いつもは俊足を生かして素早く本塁に帰ってくる。
しかし、その日はサヨナラホームランを打ち、ゆっくりと歩いて本塁に帰って仲間から祝福を受けたのだった。

男は自分が死んだ後のことを思い、必死に走り回って金を集めたが男の手元から金は消え、家族の手にも渡らなかった。
一体どういうことだろう？

男はスーパーマリオブラザーズのマリオ。
ミスした時に備えてコインを100枚集め残機を増やした。
マリオで集めたコイン数は弟のルイージには引き継がれない。

男が帰宅すると、見知らぬ少女が部屋の中にいた。
少女が「おかえりなさい」と言うと、男は泣き崩れてしまった。
一体何故か？

数年間の刑期を終えて出所した男は、久々に我が家へと帰宅した。
扉を開けると、服役中に生まれて顔も見せてもらえなかった娘と対面し、うれしさや後悔の気持ちから泣き崩れてしまったのだ。

山の中、ミカン・リンゴ・メロンをトラックで運送中の男がいた。
男がカーブで何かを落としたようだが、男はそのことについて何も気にしていなかった。
いったい何故？

ブラックな運送業者で働く男は、トラックの運転中に居眠りをしてしまった。
男は山道のカーブで直進してしまいそのまま落下して命を落としたが、男は最後までそのことに気付かなかったのだ。

女は男に対してある問題を出題した。
男はその答えが分からなかったので女に答えを聞くと、女はそれに「知らない」と答えた。
一体どういう状況？

女と男は恋人関係。
2人が喧嘩をした時に女が「私がどうして怒っているか分かる？」と言った。
男が「分からない。教えて？」と返すと女は「もう知らない！」と言い、怒って出ていってしまった。

男は会社に勤めていた。
ある日「うちで働きませんか？」と複数の転職の誘いを同時に受けた。
しかし、彼は自ら選ぶことなく転職先が決まってしまったが、彼はとても喜んだ。
一体どういうこと？

男は社会人野球の選手。
ドラフト会議で複数の球団から1巡目で指名され、くじ引きでチームが決定された。
夢であったプロ野球選手になれたため、男は喜んだのだった。

ある夏の日、YouTuberの古川は他の共演者と次の動画の打ち合わせをしていた。
古川が「次の動画は趣向を変えよう」とある提案をすると、共演者は顔色を変えて「早まらないでください！」と一斉に説得した。
一体どんな提案をした？

料理系YouTuberの古川は、次の動画で冷やし中華を作ろうとしていた。
趣向を変えて夏野菜のオクラを使おうと思った古川は「次の動画はオクラ入りにしよう」と伝えたが、共演者たちは「お蔵入りにしよう」と勘違いしてしまった。

男はよく他人を騙して大金を稼いでいる。
その中で時には切ったり、刺したり、縛り付けたりといった手段に出ることもある。
しかしこれまで被害者は1人も出ていない。
一体どういうこと？

男はマジシャンで、様々なトリックで観客を欺くのが仕事である。
その中でカードを切ったり、箱に剣を刺したり、自らを縛り付けて縄抜けをしたりといった行為を行っていたのだ。

木綿豆腐、うどん
メモを読んだ男は感心したという。
何故？

男は回文を作るのが趣味の友人に、即興の回文を作るよう頼んだ。
友人はちょうど食べていた「うどん」という単語を使い、「木綿豆腐　うどん　メモ」という回文を即興で披露して、男はそれに感心したのである。

マツザキはある目標を達成したため、サカイに仕事を頼むことになった。
一体どういうこと？

マツザキ君は受験生。
有名大学に合格するという目標を達成した彼は、「サカイ引越センター」に引っ越しを頼むことになったのだ。

この日は待ちに待った特別な日知り合いがたくさん私の家に集まったが、テレビを見るだけでみんな帰っていった。
一体どういうこと？

時は昭和、カラーテレビが普及し始めたころ。
知り合いは白黒テレビしか持っておらず、裕福な私のみカラーテレビを持っていた。
その日は楽しみにしていたプロレス中継の日で、知り合いは皆私の家にカラーテレビを見に来たのだ。