こんな方におすすめ
- 正体隠匿系ゲームがしたい
- 協力系ゲームがしたい
- 持ち運びが簡単なゲームを探している
ボドゲノオトでは、上記のような悩みを持つかたのために『お邪魔者』の3つの役職・ルール・遊び方を紹介します。
『お邪魔者』はみんなで坑道を掘り進めて金塊獲得を目指す正体隠匿系カードゲームです。
金塊を目指す金鉱掘(きんこうほり)の中に、それを阻止しようとするお邪魔者が紛れ込んでいます。
お邪魔者は行き止まりを作ったり、プレイヤーの道具や坑道を破壊して邪魔をしてきます。
お邪魔者に負けずに金塊を獲得出来たら金鉱掘の勝利、金塊の獲得を阻止できたらお邪魔者の勝利です。
記事を読めば、そんな『お邪魔者』のルール・遊び方をマスターして楽しく遊ぶことができます。
『お邪魔者』で遊んでみたい人、購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
プレイ人数 | 3~10人(推奨人数7人) |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
発売時期 | 日本版:2009年 |
デザイナー | フレデリック・モイヤーセン |
販売元 | 日本版:メビウスゲームズ |
価格 | 1,500円(税込) |
公式ページ | お邪魔者 (mobius-games.co.jp) Saboteur.pdf (mobius-games.co.jp) |
購入
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『お邪魔者』概要
鉱山をテーマとした正体隠匿系ゲーム
『お邪魔者』とは、2004年にフレデリック・モイヤーセン(ベルギー)によって作成された正体隠匿系ゲームです。
山の坑道を掘り進めて金を探す「金鉱堀(きんこうほり)」と、それを邪魔する「お邪魔者」に分かれて、金を奪い合います。
「金鉱掘(きんこうほり)」なら金塊に達することを目指して通路カードをつなげて穴を掘り進み続けます。
「お邪魔者」ならそれを阻止することを目指して、ご褒美の金塊の数を競していきます。
疑心暗鬼になりながら合計3ラウンド争い、金をどれだけ獲得できるかをワイワイ遊べる名作となっております。
BGA(ボードゲームアリーナ)でプレイ可
BGA(ボードゲームアリーナ)で『お邪魔者』を遊ぶことができます。
遊ぶためには参加者する人は会員登録する必要がありますので、会員登録後に遊んでみてください。
内容物
- 通路カード40枚
- アクションカード27枚
- スタートカード1枚
- ゴールカード3枚
- 金カード28枚
- 役割カード4枚
購入
『お邪魔者』カード一覧
役割カード
役割 | 目的・勝利条件 |
---|---|
金鉱掘 | 金塊の獲得を目的として坑道を掘って道を繋げていく。 金塊を獲得できれば勝利。 |
お邪魔者 | 行き止まりを作ったり、道具・坑道を破壊して金鉱掘の邪魔をするのが目的。 ラウンド終了までに金塊を獲得されなければ勝利。 (お邪魔者が金塊を獲得しても敗北) |
通路カード
種類 | 説明 |
---|---|
通常通路カード | 十字、L字、T字、直線と様々な通路カードがあり、上下を回転させて配置することができる。 |
行き止まりカード | ゴールまでの通路を防ぐことができる。 |
アクションカード
道具破壊カード | 3種類×3枚=9枚 自分以外のプレイヤー1人の前に配置。道具が破壊されているプレイヤーは通路カードを配置することができない。既に壊れている道具の上に道具破壊カードを重複させることは不可。 |
道具修復カード | 3種類×3枚=9枚 自分を含めた任意のプレイヤーの壊れている道具を修復。絵柄・アイコンと一致している道具カードのみ修復することができる。 |
道具修復カード(2種類対応) | 3種類×1枚=3枚 自分を含めた任意のプレイヤーの壊れている道具を修復。絵柄・アイコンと一致している道具カードのみ修復することができるが、修復できるのはどちらか一方のみ。 |
宝の地図カード | 4枚 ゴールカードを1枚選択して内容を確認。確認できるのは宝の地図カード使用者のみで、他の人に見えないように注意。 |
落石カード | 3枚 配置されている通路カードを1枚破壊。スタートカード、ゴールカードの破壊はできない。 |
『お邪魔者』ルール・遊び方
STEP➀ゲーム準備
ゲーム準備の流れ
- 通路カードとアクションカードを混ぜてシャッフルして山札を作成
- 金カードを準備
- スタートカードを既定の場所に設置
- ゴールカードを伏せたままシャッフルして既定の場所に設置
*ラウンド開始時点では金塊がどこにあるのか誰にもわからない - 山札から参加プレイヤーは既定の枚数カードを引いて手札とする
- 役割カードをシャッフルして参加プレイヤーに1枚づつ配布
*使用しなかった役割カードは伏せたままゲームから除外する
人数 | 金鉱掘 | お邪魔者 | 開始時の手札枚数 | 報酬金カード |
---|---|---|---|---|
3人 | 3人 | 1人 | 6枚 | 3枚 |
4人 | 4人 | 1人 | 6枚 | 4枚 |
5人 | 4人 | 2人 | 6枚 | 5枚 |
6人 | 5人 | 2人 | 5枚 | 6枚 |
7人 | 5人 | 3人 | 5枚 | 7枚 |
8人 | 6人 | 3人 | 4枚 | 8枚 |
9人 | 7人 | 3人 | 4枚 | 9枚 |
10人 | 7人 | 4人 | 4枚 | 9枚 |
STEP➁自分の手番でできること
自分の手番でできること
- 通路カードを配置
- アクションカードを使用
- 手札を1枚破棄して手番を終了
*破棄したカードは裏向きにしたまま公開しない
自分の手番では上記のいずれかの行動が可能。
手番終了時に山札からカードを1枚引く。
ここに注意
- スタートカードから繋がっていない箇所には、通路カードを配置することはできない
- 通路カードが繋がらないような配置はできない
STEP➂ゴールカードに道が繋がったら
ゴールカードに道が繋がったら、繋がったゴールカードを公開する。
公開されたゴールカードが炭鉱であった場合は、公開したままゲーム続行。
公開されたゴールカードが金塊であった場合は、金塊獲得しラウンド終了。
金鉱堀たちに金塊を分配する。(遊ぶ人数に応じたカード枚数表を確認)
金塊の分配の流れ
- 金カードをよくシャッフルしてプレイヤー人数に応じて裏向きのままカードを取り出す
- 最初に金塊に到達した金鉱掘がカードを確認して1枚獲得
- 金鉱堀たちに反時計回りの順番で金カードの束を渡していき、1枚カードを選択し獲得してもらう
- 金カードがなくなったら分配終了
金カードを1枚しかもらえない金鉱堀もいれば、2枚獲得できる金塊堀もでてくる
STEP➃ラウンド終了条件
- 金塊を獲得する(金鉱掘りの勝利)
- 全員の手札がなくなる(お邪魔者の勝利)
*お邪魔者分配表を参考に金塊を分配
ラウンド開始時のお邪魔者の数 | お邪魔者各人の報酬 |
---|---|
1人 | 金塊4個分 |
2人 | 金塊3個分 |
3人 | 金塊3個分 |
4人 | 金塊2個分 |
STEP➄ゲーム終了条件
3ラウンド終了でゲーム終了。
金を1番多く獲得していたプレイヤーの勝利。
「お邪魔者(Saboteur)」を引いたら
すぐにはバレないようにする
お邪魔者(Saboteur)だと序盤にバレてしまうと、金鉱掘りたちから道具破壊カードを使用されて身動きが取れなくなってしまうため注意。
有効な通路カードを配置すると金に近づいてしまうため、有効な通路カードがないことを適度に主張しながら、密かに通路カードを破棄していく。
ゲーム中盤以降にお邪魔開始
ゲーム中盤以降になると山札の数も減ってきて、残ったカードも限られてくる。
落石カードが既に使用されている場合は行き止まりカードが有効となり、修復カードが少ない場合は道具破壊カードが有効となる。
時期を見計らって「ここぞ!」というときにお邪魔を開始する。
仲間と連携をとる
お邪魔者が複数いる場合は、仲間との連携も必要。
仲間のお邪魔者を助けたり、どんなカードを持っているか共有して効率よくお邪魔できるように取り図るとよい。
『お邪魔者』動画
ルール動画
プレイ動画
まとめ
- ゴールカードが3枚あるがどこに金があるかはゲーム開始時はわからない
- 通路カードは上下反対にして配置できる
- 「金鉱掘」は金塊を目指して通路カードを繋げていく
- 「お邪魔者(Saboteur)」は金塊獲得を阻止するため、妨害カードをうまく使用する
ボドゲノオトでは『お邪魔者』のルール・遊び方について紹介しました。
本記事の内容を繰り返し読み楽しくお邪魔者で遊んでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
読者の皆様が本記事から何かしらのヒントや情報を得てくださり、少しでもお役に立てたなら幸いです。
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