こんな方におすすめ
- 『シークレットムーン(Sercret Moon)』のルール/遊び方をわかりやすく解説しているサイトを探している
- 正体隠匿ゲームが好き
- 議論が苦手なので、議論不要のゲームを探している
- 『ラブレター』の雰囲気が好き
- 購入を検討している
ボドゲノオトでは、上記のような人のために『シークレットムーン(Sercret Moon)』のルール/遊び方をわかりやすく解説しています。
『シークレットムーン』は名作『ラブレター』の後日談を背景とした正体隠匿ゲームです。
はじめに「姫陣営」と「大臣陣営」に分かれて、互いの陣営の勝利条件を満たすために行動していきます。
『シークレットムーン』の1番の特徴はゲーム中に「喋らないこと」です。
議論をせずに、行動から他のプレイヤーの正体を推理していきます。
議論が苦手という人でも楽しめるためオススメです。
本記事を最後まで読めば、そんな『シークレットムーン』のルール/遊び方をマスターすることができます。
ぜひ参考にして、みんなで楽しく遊んでみてください。
プレイ人数 | 5~8人 |
プレイ時間 | 10分前後 |
対象年齢 | 10歳以上 |
発売時期 | 2015年5月 |
ジャンル | 正体隠匿 |
デザイナー | カナイ セイジ 杉浦 のぼる |
販売元 | アークライト(Arclight) |
価格 | 1,980円(税込) |
公式ページ | シークレットムーン |
こちらもCHECK
【ボードゲーム解説】『ラブレター』 ルール・遊び方(第1版、第2版)
Reading Time: 2 minutes ボドゲノオトでは、上記のような悩みを持つ人のために『ラブレター』のルール・遊び方を解説します。 『ラブレター』とは、 大賞受賞ゴールデン・ギーク賞2013:4部門受賞 ダイスタワー賞2012:2部門受 ...
続きを見る
『シークレットムーン』概要
静かで熱い推理ゲーム
ドイツゲーム賞第4位『ラブレター』のその後の物語を描く、カナイセイジ氏の新作です。
プレイヤーは最初に「姫陣営」と「大臣陣営」に分かれますが、お互いの正体を知りません。
お互いの正体はわかりませんが、自陣営勝利のために敵陣営のリーダーを倒すために行動しなければいけません。
各ラウンドに行動順を決めるカードが1枚与えられ、その順番通りに手番を行っていきます。
他のプレイヤーの正体を確認したり、身を隠したりという行動の中からどれか1つを行うのですが、その行動から正体を推理して味方陣営か敵陣営かを見極めます。
『シークレットムーン』の最も特徴的なポイントは「基本的にゲーム中に喋ってはいけないこと」です。
正体隠匿ゲームでありながら、相手の行動だけで推理する静かで熱い推理ゲーム!
旅人からの文に、応えようとする「姫」、それを邪魔しようとする「大臣」。
姫は無事に、旅人と語らうことができるのでしょうか?
内容物
人物カード×8枚 / 行動順カード×8枚 / 追加人物カード×1枚 / 早見表カード×1枚 / プレイヤーチップ×24枚 / 陣営チップ×9枚 / 説明書×1部
『シークレットムーン』ルール/遊び方
STEP①ゲーム準備
- プレイヤーチップ配布
各プレイヤーに好きな色のプレイヤーチップを3枚づつ配布します。 - 行動順カード準備
行動順カードをシャッフルして山札として配置します。 - 人物カード配布
人物カード8枚をシャッフルして各プレイヤーに1枚づつ配布します。
配布された人物カードは他の人に見えないように確認して、自分の前に伏せておきます。 - NPC配置
使用しなかった人物カードは伏せたまま場の中央に配置します。
場に配置した人物カードは「NPC」として扱います。
STEP➁ラウンドの流れ
- 山札から行動順カードを配布
各プレイヤーは山札から行動順カードを1枚引いて記載されている数字を確認します。
確認後、自分の前に伏せて置いておきます。
残った行動順カードは、今ラウンドは使用せずに伏せたまま場に残しておきます。 - 「姫」と「旅人」の顔合わせ
全員目を瞑り、合図と共に「姫」と「旅人」だけ目を開けてお互いを確認します。
確認後、全員目を開けて進行します。 - 行動順カードの数字が小さい順番に手番を行う
行動順カードの「1」を持っているプレイヤーから順番に手番を行います。(手番で行えることに関しては後述)
指定の数字の行動順カードを誰も所持していなかった場合、次の数字まで飛ばします。 - すべてのプレイヤーの手番が終了したら次のラウンドへ移行
「8」までの行動順カードの手番が終了したら次のラウンドへ移行します。
使用した行動順カードは全て回収して、シャッフルして山札にしておきます。
STEP➂自分の手番で出来ること
自分の手番になるとアクションを1つ選択して実行します。
自分の手番で行えるアクションは下記のとおりです。
- 観察
他プレイヤー1人かNPC1枚の人物カードを確認します。
確認した人の前に自分のプレイヤーチップ1枚を配置しておきます。 - 質問
他プレイヤー1人に「そこにいるのは何者か」と質問します。
質問されたプレイヤーは人物の人物カードに基づき返答をして、人物チップを配置しなくてはいけません。(「陣営について」参照) - 指名
他プレイヤー1人かNPC1枚の人物カード名を予想して公開させます。
失敗すると自分が公開となります。 - 隠れる / 庇う
自分、他プレイヤー1人、またはNPC1枚を隠密状態にします。(隠密状態=他のプレイヤーからの行動対象にならない)
3ラウンド目は隠れる/庇うを選択することはできません。 - 妨害
他プレイヤー1人の行動順カードを捨てさせます。
自分は行動不能になります。 - 攻撃
人物カードが公開されているプレイヤー1人かNPC1枚を行動不能にします。
兵士は盗賊以外に攻撃することができません。 - 待機
次のラウンドのために捨て札の行動順カード1枚を受け取ります。
次のラウンドは受け取った行動順カードの数字に従って行動します。
STEP➃ゲーム終了条件
- 3ラウンド目が終了(姫陣営勝利)
- 大臣が行動不能になった(姫陣営勝利)
- 姫が行動不能になった(大臣陣営勝利)
- 姫と旅人が両方とも公開された(大臣陣営勝利)
- 盗賊がNPCでなく、かつ行動不能になる前にいずれかの陣営が勝利条件を満たした(盗賊の単独勝利)
『シークレットムーン』陣営について
姫陣営
名称 | 質問されたときの返事 | 配置する陣営チップ |
---|---|---|
姫 | 「・・・。」(何もしゃべらない) | |
旅人 | 「・・・。」(何もしゃべらない) | |
僧侶 | 「やぁ、ご同輩!」 |
姫陣営の目的
- 「大臣」を捕獲する
- 第3ラウンドまでに「姫」が捕獲されない
- 第3ラウンドまでに「姫」と「旅人」が公開されない
大臣陣営
名称 | 質問されたときの返事 | 配置する陣営チップ |
---|---|---|
大臣 | 「バカもん!わしは大臣じゃ!」 | |
兵士 | 「やぁ、ご同輩!」 |
大臣陣営の目的
- 「姫」を捕獲する
- 第3ラウンド終了までに姫と旅人を公開する
盗賊(第3陣営)
名称 | 質問されたときの返事 | 配置する陣営チップ |
---|---|---|
盗賊 | ・「・・・。」(何もしゃべらない) ・「バカもん!わしは大臣じゃ!」 どちらか選択できます。 | or |
盗賊陣営の目的
- どちらかの陣営が勝利したときに捕獲されていない
- 第3ラウンド終了までに捕獲されていない
『シークレットムーン』動画
まとめ
『シークレットムーン』のまとめ
- 会話不要でアツい推理ゲーム
- 「姫陣営」と「大臣陣営」の2陣営で争う正体隠匿系ゲーム
- 合計3ラウンド行い、勝利条件を満たした陣営の勝利
- 第3陣営「盗賊」を組み込んで遊ぶのも楽しい
本記事では『シークレットムーン』のルール・遊び方を解説しました。
記事の内容を参考にして静かでアツい推理ゲームを楽しんでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
読者の皆様が本記事から何かしらのヒントや情報を得てくださり、少しでもお役に立てたなら幸いです。
こちらもCHECK
【ボードゲーム解説】『ラブレター』 ルール・遊び方(第1版、第2版)
Reading Time: 2 minutes ボドゲノオトでは、上記のような悩みを持つ人のために『ラブレター』のルール・遊び方を解説します。 『ラブレター』とは、 大賞受賞ゴールデン・ギーク賞2013:4部門受賞 ダイスタワー賞2012:2部門受 ...
続きを見る